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キリフダ、暗号資産市場の独自セクター分類を策定、11セクターインデックスを公開

プレスリリース
キリフダ、暗号資産市場の独自セクター分類を策定、11セクターインデックスを公開

〜株式市場のGICSに相当する「市場の共通言語」を提供、機関投資家時代の暗号資産分析基盤へ〜

キリフダ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:赤川英之、以下「キリフダ」)は、暗号資産市場を対象とした独自のセクター分類基準「KIRIFUDA Digital Assets Sector Classification」を策定し、同分類に基づく11のセクターインデックス、および市場全体の値動きを示す参照指数「KIRIFUDA Digital Assets Index Series」の算出・公開を開始したことをお知らせします。

各セクターの概要・構成ポートフォリオ・パフォーマンス、および算出方法論(メソドロジー)は、当社ウェブサイト(https://www.kirifuda.io/bci/indices)にてどなたでもご覧いただけます。

■市場背景:暗号資産市場における「セクターインデックス」の必要性

株式市場では、GICS(世界産業分類基準)に代表されるセクター分類が、市場環境の把握、テーマ投資、ポートフォリオのリスク管理を支える共通言語として機能してきました。一方、暗号資産市場では依然としてBTC・ETH・アルトコインといった大まかな分類が主流であり、数千に及ぶ銘柄が「アルトコイン」という一つの区分で扱われているのが現状です。

しかし、市場規模の拡大とともに、暗号資産市場にもLayer1、DeFi、AI、ゲームなど、それぞれ異なる成長ドライバーとリスク特性を持つ明確な産業構造が形成されつつあります。加えて、2028年に見込まれる金融商品取引法への移行※や暗号資産ETF解禁の議論を背景に、機関投資家がセクター単位で市場を把握・説明するための材料の必要性は、今後ますます高まると考えています。

Hyper Foundation(https://hyperfoundation.org/)

こうした問題意識のもと、独自のリサーチ「暗号資産市場におけるセクターインデックスの必要性」において、セクターごとに固有の値動きが存在し、セクター分類が暗号資産市場の分析に有効であることを確認しました。本取り組みは、このリサーチで得られた知見を基に、暗号資産市場の分類基準およびセクターインデックスとして体系化し、広く公開するものです。

※金融庁「金融商品取引法及び資金決済に関する法律の一部を改正する法律案 説明資料」(https://www.fsa.go.jp/common/diet/221/02/03.pdf

■公開内容

1. セクター分類基準

主要取引市場に上場する【188】銘柄を対象に、以下の11セクター(サブセクターを含む)へ分類する基準を策定しました。各プロジェクトの機能・収益源といったファンダメンタルズの観点と、実際の値動きに表れる市場参加者の認識という2つの視点を突き合わせて設計しています。

指数コード

セクター

対象領域

主なサブセクター

構成

銘柄数

KFI-L1

L1

ブロックチェーンの土台となる基盤レイヤー。スマートコントラクトを軸とするEVM互換・非EVM系、決済やエンタープライズ用途に特化した系統などをサブセクターで設計

Bitcoin Ecosystem

EVM

non-EVM

Payment

Enterprise

Social

Cosmos

RWA

Other L1

38

KFI-Scaling

Scaling

L1の処理能力やコスト、拡張性を補完・拡張する層。取引を高速かつ安価に処理するL2、複数チェーンをつなぐ相互運用性、機能を分離して組み合わせるモジュラー型チェーンなどをサブセクターで設計

L2

Interoperability

Modular

23

KFI-DeFi

DeFi

金融機能をオンチェーンで再構築するプロトコル群。資金を貸し借りするレンディング、現物を交換するDEX、ステーブルコインやステーキングなどをサブセクターで設計

Swap

Stablecoin

Staking

Lending

Finance

DeSci

26

KFI-Trading

Trading

パーペチュアルなどデリバティブを扱う取引プラットフォーム。現物中心のDeFiとは分けて切り出し、取引量とそこから生まれる手数料収益が値動きのドライバーとなる

9

KFI-Infrastructure

Infrastructure

開発・運用サービス、分散型物理インフラ(DePIN)、オラクルなど、オンチェーンの基盤機能を担う銘柄群

Service

DePIN

Oracle

19

KFI-AI

AI

AI関連のプロトコル・エージェント・データ基盤の銘柄群

9

KFI-Gaming

Gaming

ブロックチェーンゲームとゲーム基盤の銘柄群

15

KFI-NFT

NFT

NFTマーケットプレイスとNFT関連基盤の銘柄群

8

KFI-Meme

Meme

コミュニティ主導で価格形成されるミームコイン。テーマ別のサブセクターで設計

Major

Internet Culture

Crypto

AI

Political

Platform

30

KFI-Privacy

Privacy

プライバシー保護技術に特化した銘柄群

6

KFI-Other

Others

上記に分類されない銘柄。金連動トークン(Commodity)や、破綻・終了したプロジェクト(Legacy)を含む

Legacy

Commodity

5

2. セクターインデックス(11指数)

各セクターの構成銘柄から算出する代表値(指数)です。加重方式・リバランスルール・銘柄入替基準を含む算出方法論を文書として公開し、透明性を確保します。

セクター

概要

L1

ブロックチェーンの土台となる基盤レイヤー

Scaling

L2・相互運用性・モジュラー型など、L1の拡張性を補完する層

DeFi

レンディング・DEX・ステーブルコイン等、金融機能をオンチェーンで再構築するプロトコル群

Trading

パーペチュアル等のデリバティブ取引プラットフォーム

Infrastructure

オラクル・DePIN・ミドルウェア等の裏方レイヤー

AI

分散型計算資源・AIエージェント等、AIと暗号資産が交わる領域

Gaming

ブロックチェーンゲーム(GameFi・Web3ゲーム)

NFT

NFTとクリエイターエコノミー

Meme

話題性を軸とするミームコイン

Privacy

取引の秘匿性を高めるプライバシー保護技術

Others

上記に分類しきれない銘柄群

3. 市場全体の参照指数(KIRIFUDA Digital Assets Sector Index)

暗号資産市場全体の値動きを示す参照指数です。各セクターの相対的な強弱(市場全体に対する超過パフォーマンス)を測定するための基準として機能します。

■想定される活用場面

  • テーマ投資の把握:AI・DeFi等、資金が向かうテーマ(ナラティブ)の推移をセクター単位で定量的に捕捉
  • リスク管理:ポートフォリオのセクター別エクスポージャーの可視化、集中リスクの把握
  • 市場分析・リサーチ:市場全体のベータを除いたセクター固有の値動きの分析、セクター間の相対比較

アセットマネジメント会社、証券会社、暗号資産交換業者、リサーチ機関等における市場分析・顧客説明・商品設計の基礎資料としての活用を想定しています。

■キリフダ株式会社 Head of Blockchain Intelligence 山口 睦生 コメント

暗号資産市場は、もはや『ビットコインとその他』で語れる市場ではありません。Layer1、DeFi、AIなど、それぞれ異なる成長ドライバーを持つ産業群が形成されつつある今、市場を理解し、分析し、説明するための共通言語が求められています。

私たちはセクター分類とインデックスの公開を通じて、その基盤づくりに挑戦します。機関投資家をはじめとする市場参加者が、暗号資産市場をより客観的に分析・評価できる環境づくりに貢献していきたいと考えています。

■今後の展開

キリフダは今後、セクター分類および構成銘柄の定期的な見直し・更新を行うとともに、セクターインデックスを活用した市場分析レポートの発信、金融機関・アセットマネジメント会社等との共同研究や商品設計支援を推進します。

2026年8月7日に金融庁にて「暗号資産・ステーブルコイン課」が新設されるなど、国内でも暗号資産市場を支える制度・行政基盤の整備が進む中、当社は暗号資産市場を「セクターで語る」ための共通言語の整備を通じて、機関投資家の市場参加を支える市場インフラの発展に貢献してまいります。

※金融庁「金融庁の組織再編について」(https://www.fsa.go.jp/news/r8/20260805.html

■本リリースに関する注記

本リリースおよび当社が公開するセクター分類・各インデックスは、情報提供および調査分析を目的としたものであり、特定の金融商品や暗号資産への投資を勧誘するものではありません。また、各インデックスは調査・分析のための参照指標であり、金融商品の基準価格等としての利用を目的とするものではありません。

■キリフダ株式会社

キリフダ株式会社は、ブロックチェーン技術を活用し、事業会社のサービスにオンチェーン金融機能を組み込む「Embedded Onchain Finance」を支援する事業開発パートナーです。

ステーブルコイン決済、ウォレット基盤、ポイント運用、アプリ内残高の運用、NFT/RWA、オンチェーンデータ活用などを通じて、企業が持つ顧客接点・決済基盤・ポイント経済圏・会員基盤を、新たな金融体験と収益機会へと拡張します。

経営戦略、事業企画、規制対応、システム開発・運用を横断し、構想から実装後の運用まで一貫して伴走します。

所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目12番4号 N&E BLD.6F

代表者:赤川 英之

設立:2022年3月14日

資本金:1.65億円(準備金含む)

事業内容:ブロックチェーンを活用した経営戦略・事業開発に関するコンサルティング、システム開発および保守運用、ソーシャルファクタリング事業

会社HP:https://kirifuda.io/

X(旧Twitter):https://x.com/kirifuda_io

note:https://note.com/kirifuda_io

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